2007年11月28日
スペースシャトルの光と陰
本当にすごいことだったんですね。
携わったひと本当にすごいです。
スペースシャトルは一回の打ち上げで複数の人工衛星を軌道投入することができたり、ハッブル宇宙望遠鏡のような重量級のペイロード(積荷)でもなんなく打ち上げることができたり、軌道上の故障した衛星を回収して修理を施したうえで再投入すことができるなど、それまでの宇宙計画では考えられなかったことを可能にする画期的なものだった。また乗組員も従来の3人から7〜8人と数が増え、これにしたがって船内の居住性も大幅に改善されたため、船内ではこれまでになく幅の広い活動ができるようになった。シャトルにはまさに本格的な宇宙時代の到来を思わせるものがあったのである。
計画当初の国際宇宙ステーション完成予想図
2007年8月末現在の国際宇宙ステーションしかし当初の期待に反して、シャトルの機体構造と飛行システムはそれまでの宇宙船とは比較にならないほど大規模かつ複雑なものとなってしまった。このためNASA は次々と起る技術的トラブルを克服しながら打ち上げを続行しなければならないという苦しい立場に置かれることになり、これがスペースシャトル計画の運用性と経済性を当初から圧迫した。またシャトルの建造費は実用五番機のエンデバーが完成した1992年当時で1機あたりおよそ18億ドル (約2160億円)、また1ミッションあたりのコストは現在およそ4億5千万ドル (540億円) 前後と非常に高額なものになっており、シャトルによる人工衛星の商業打ち上げ市場開拓という当初の目論見は完全にはずれ、これを欧州宇宙機関やロシアに奪われることになってしまった。
さらにチャレンジャー、そしてコロンビアと、機体を全損して乗員全員が死亡するという大事故を2度も起したことは、スペースシャトル計画自体を度々中断させたばかりか、国際宇宙ステーションの建造をも大幅に遅延させ、その結果としてステーションの規模の縮小という想定外の展開を招き、アメリカの宇宙ロケット計画そのものの信用が失墜してしまった。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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